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「猫の手も借りたい」「猫なで声」「猫のひたい」「ねこ背」「猫に小判」「ねこ舌」「猫の目のように変わる」・・・・・・。一方で猫は「媚びない」「群れない」「あせらない」「気まぐれ」「マイペース」「気高く」「神秘的」・・・・・・。そこがまたねこの魅力であることは、わが家でも「ねこ」がいるからよくわかる。


山根さんは、ねこの誕生から恋、出産、子育て、老い、そして祖先のリビアヤマネコ、家畜化、農耕と定住とネズミ、ノラネコとイエネコ、オスとメスと恋愛などの「ねこの生き方」について、動物学、生態学、遺伝学などをも含めて解き明かしてくれる。その観察は大変だったことがうかがえるが、納得した。


しかし「毎年10万匹が殺処分されている」日本だ。2012年は123,420匹にのぼる。ねこを飼うには覚悟がいる。餌やりが悲劇を招く。「ひと」と「ねこ」が仲良く暮らしていける社会をどうつくるか。山根さんは「ヒントは昔の日本にある」という。そして「"ねこ"という生き物が、昔からこれほどまでに日本人の生活や文化、そして芸術にまで深く関わってきたことを、みなさんに知って頂きたかった」と語る。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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