東九州②.JPG   東九州①.JPG

暑さ寒さも彼岸まで――暖かくなったことが感じられる3月21日、東九州自動車道、宮城県のJR仙石線石巻・女川間の全線開通、そして明日3月22日には中国地方を縦につなぐ念願の尾道・松江線が全線開通します。先週の北陸新幹線に続き、各地で復興への実感や喜びがあふれています。


私は21日、九州大分県に行きました。ついに大分と宮崎が高速道路でつながる――。東九州自動車道の佐伯・蒲江間(20.4km)の開通式に出席。市民総出とも思える佐伯市民、宮崎・延岡からの大勢の方が集まり、出会い神輿、テープカット、通り初めパレードと、待ちに待った開通を喜ぶ行事が続きました。餅投げも行われ、大変な盛り上がりでした。


東九州はこれまで高速道路の整備が遅れ、開通が長年の悲願だっただけに、広瀬勝貞大分県知事、河野俊嗣宮崎県知事、西嶋泰義佐伯市長をはじめ多くの関係者から、喜びと感謝の言葉が相次ぎました。


今回の開通効果は計り知れないものがあります。


高速道路が未整備だった昭和63年当時は、大分市と宮崎市の間は5時間25分もかかっていましたが、開通後は2時間50分。約半分に短縮です。


別府と宮崎を結ぶ新たな観光ルート形成や佐伯市の名物の寿司を食べに来る観光客の増加も期待されます。


すでに佐伯市では、高速道路の開通を見越して5年間で約20の企業が新規に立地。有効求人倍率も1.4倍に伸びるなど効果は出ています。


大分から北九州までのルートも、全線開通まであと7.2kmを残すばかり。来年春の完成を目指して工事を進めています。


地域経済や安全・安心を支える道路ネットワークの早期完成に向けて、引き続き全力で取り組みます。

東九州③.JPG

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

太田あきひろホームページへ

カテゴリ一覧

最新記事一覧

月別アーカイブ

上へ