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「出生前診断、生殖医療、生みの親・育ての親」と副題にある。共同通信社の連載記事の単行本化だが、「子どもを産み、育てることの意味」を現場から問いかける。晩婚化、出産年齢の高齢化、少子化社会、医療技術の飛躍的進歩、そのなかでの生命倫理、情報量の多いセンシティブ社会、社会的養護の子どもの増加、支える制度の不備・・・・・・。今、国内の体外受精で生まれた赤ちゃんの累計30万人(12年には約3万8千人)。


こうしたなかで、苦しみ、悩み、もがき、決断し、乗り越える当事者の言葉は、言葉をはるかに越えている。「子どもを産み、育てるとは」「親子とは」「親になるとは」「子になるとは」「生まれた人たちの出自を知る権利とは」「生みの親が育てられない子どもをどう育てるか」――。目の前のきわめて重い現実を突き付けている。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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