老いてさまよう認知症の人はいま.jpg
「介護が必要になった人が行き場を失い、さまよいたどり着く"家"がある。介護事業者が介護報酬をあてこみ、賃貸住宅に集めて囲い込んでいるのだ」――これが冒頭の一節だ。それを支えるヘルパーの過重労働。そして認知症の「駆け込み寺」となった介護老人保健施設(老健)。さらに精神科病院に入院する認知症の高齢者がふえていること。認知症行方不明問題とこの連載によって身元が判明することとなったことから見えてくる課題。大牟田市の掲げる「安心して徘徊できる町」への画期的挑戦。認知症の人が鉄道事故にあう悲劇と損害賠償。


 高齢者の4人に1人が認知症とその予備軍になる日本社会。「社会全体が自らの将来として認知症とその介護を考える時期を迎えている」という。全くその通りだ。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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