アラブからのメッセージ.jpg「私がUAEから届けた『3.11』への支援」と副題にある。1990年にUAEの男性と結婚してUAE(アラブ首長国連邦)に移住した著者。東日本大震災にドバイで「チャリティー着物ショー」を開催し、支援に乗り出す。政治・文化・慣習・システムの違いに直面し、苦難に次ぐ苦難。「認可のない義援金集めが犯罪となるこの国では、相手が認可をこの目に見せるまでは、着物ショーをする気は全くなかった」「2001年以来、アメリカの監視団が国際送金を厳視しているため、目的のはっきりした送金の形をとる必要がある」ために、大変な苦労が続く。「ほとほと私の神経も磨り減った」という6か月間だったという。しかし、その経過を語るなかで、政治・宗教・習慣・文化の違いのなかで、いかに心の交流が図られていくかが描かれる。現場の現実だけに生々しく、きわめて説得力をもつ。

UAE、イスラーム、イフタール・・・・・・。これからの世界と日本を考えるなか、重要な指摘があふれている。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。元国土交通大臣、元水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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