リバース.jpg「深瀬和久は人殺しだ」――。恋人・越智美穂子のもとに届いた一行の手紙。ゼミの5人の仲間と高原の別荘に行った4年の夏。遅れて来た村井隆明を、大雨のなか車で迎えに走った広沢由樹が崖下に転落して死亡した。4人には秘密があり、ゼミ仲間の浅見康介にも、谷原康生にもその棘が刺さっていた。深瀬は懊悩する。

「犯人捜しなど、どうでもいい。ただ、広沢由樹のことを知りたかった」――。深瀬は広沢という人物を本当に理解していなかったことに気付く。それを探るなかで、自分にも出会い、事件の真相が見えてくる。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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