7日、海上保安庁の海上保安政策過程で学んだ、東アジア諸国の1期修了生と2期学生の表敬を受けました。これはアジア諸国の海洋の安全確保に向けた各国の連携、認識共有を図るため、私が国交大臣時代に新設した教育課程。海上保安政策に関する世 界初の修士レベルの教育を行うためにスタートしたものです。これには、日本を含む、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナムなどから訓練生が参加しています。
私は、各国のメンバーがこの日、集ったことをうれしく思い歓迎。緊迫の度を増しているアジア諸国の海洋、台風などの自然災害、また貴重な海洋資源の確保など、多くの点で、各国が危機感を分かち合い、お互いが連携することが重要であること。また、修了生がそれぞれ学んだことを教訓にして、各国のリーダーになって、安全保障に貢献することを期待している、とあいさつをしました。1年の充実した教育課程を誇りに思うとともに、「日本の食事は?」と聞くと「おいしい」「ラーメン、スシも大好き」と笑顔が返ってきました。いい表敬でした。