5.12海上保安の日を記念する式典が10日、霞ヶ関で行われました。本年、海上保安庁創立70周年でもあり、その意義を込めたものです。
海上保安庁は、海の守り手。東シナ海や尖閣諸島、新潟県沖の大和堆(たい)、小笠原周辺をはじめとする周辺警備を体を張って闘っている部隊です。海難事故や災害対応もあり、休む暇のない緊張した日々を送っています。国交大臣の所管でもあり、私はこれまで常に連携を取ってきました。
この日の式典で中島長官は「海を生業とするものの間に、次のような言い伝えがあります。『悲観論者は風に文句を言い、楽観論者は風が変わるのを期待する。そして、現実論者は風を読み帆を調整する』」「我々は、70年の伝統を礎に、現実を見据え、風を読みながら、美しく平和な海を次世代に継承してまいりたいと思います」と決意を述べました。
海上保安庁の関係者といい懇談ができました。