15日、東京・池袋で行われた公明党の8・15終戦記念日街頭演説会に出席、演説を行いました。これには、山口那津男代表、高木陽介東京都本部代表、竹谷とし子参議院議員、長橋けい一都議会議員が出席しました。
昭和20年8月15日から73年――。平成最後の終戦記念日となりました。私は演説で、「100回記念の高校野球が行われている。昭和20年8月15日の翌日、戦争で中断していた高校野球をやろうと志した人がいた。多くの抵抗があるなかで1年後の8月15日、ついに復活。青空に白いユニフォームが花の咲くように開会式が行われた。政治・経済だけでなく、スポーツ・文化・芸術が自在に各人の意思が貫かれるように咲くこと。それが平和につながる」「世界は今、大きな構造変化にさらされている。1つは難民・移民の問題。もう1つは先進国に顕著となっている格差の広がりだ。英国のEU離脱も、右派の台頭も、トランプ米大統領誕生もそうした構造変化の文脈にある」「ファシズムに対して、H・アーレントは『民主主義の基礎は人間の多様性を認めることだ』といい、『ゲッベルスと私』の評者トーレ・ハンゼンは『マイノリティに対する寛容さが欠如すると、犠牲を生み、暴力・戦争が生ずる』といっている。醜い社会にしてはならない」「格差を是正する不断の努力が大切だ。平和学者ヨハン・ガルトゥングは構造的暴力問題を指摘した。戦争の原因となる貧困、飢餓、経済的格差の打開に取り組むことが重要だ」などと述べました。
また、災害が多い状況になりましたが、「命を守る公明党」「平和の党・公明党」として、よりいっそう動いていくことを誓いました。