27日、地元北区にある学校法人JET日本語学校(越野充博理事長)を、浮島智子文部科学副大臣、竹谷とし子参院議員と共に視察、外国人向けの日本語教育の質確保について意見交換をしました。
昨年末、外国人労働者を受け入れる出入国管理法の改正が成立、今年4月から実施されています。論点は多岐にわたりますが、そのなかでこれまでの技能実習制度と留学生の日本語学校などの取り組みの質を高めることが重要、という課題が浮き彫りにされました。とくに技能実習生28.6万人、留学生は32.4万人。留学生といっても、日本語学校で、十分な教育もなくアルバイトなどの仕事に重心が置かれている例もあるのが現状。
この日、日本語中級クラスの授業を視察しましたが、充実した質疑応答のグループワークを見ることができました。挨拶も学習も応答もきわめて実践的で質の高い教育となっていました。外国人が安心して学べるよう、日本語学校間の教育の質のバラツキを是正し、国が日本語教育の質の担保や教師のレベル向上を後押しすることが重要だと改めて実感しました。