ついに国立競技場が竣工――。東京オリンピックまで222日となった15日(日)、国立競技場の竣工式が行われました。
国立競技場は、2020年東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアム。当初の案が変更されるなど、様々な苦労のあった末の完成です。
2015年に再建を期して行われた関係閣僚会議には、当時、国土交通大臣であった私も加わり、スポーツ関係者からのヒアリングなど検討を行い、整備計画を決定。工事期間3年をかけてついに完成したものです。建築面積は旧競技場の約2倍の約69000㎡、地上5階、地下2階。屋根などに47都道府県すべての木材が使われており、木と緑にあふれた感動的な「杜(もり)のスタジアム」となりました。
祝賀会が行われた部屋も紙の障子が大きく扱われ圧巻でした。グラウンドは大変美しく、観客席はあたかも人が座っているように様々な色が施されており、人間味が感じられるものとなっていました。
関係した方々と祝賀会で懇談をしました。来年の東京オリ・パラは興奮と感動の舞台となることが期待されます。