日本の宿題.jpg2020年代からの日本は厳しい山に差しかかる。①少子・高齢・人口減少社会②AI・IoT・ロボットの急進展③次元の変わった頻発する大災害――。これがコロナ禍によって更なるデジタル社会と感染症対策が加わる。構造変化が激しい。

「令和時代に解決すべき17のテーマ」を副題として、「これらの宿題の解決を避けて通ろうとすれば日本の未来はない!」としたのが本書だ。「政治」においては「真の政・官分離を実現する――官僚主導のゆがみを是正せよ」「地方衰退を解決する――権限・財源を地方に移す、高齢者の地方移住を促進」「道州制を導入する」「東京を独立させる――東京を日本全体の戦略基地として特別行政地区とする」「令和の農地改革を実施する――企業の農地所有を認める」――。

「経済」では「ベーシック・インカムを導入する」「コンセッションを全面導入する――とりわけ当面、水道や林業」「シェアリング・エコノミーを推進する」「経済の新陳代謝を高める――総理主導の規制改革」「デジタル・ガバメントをつくる――マイナンバー制度と歳入庁」――。

「社会」では「働き方をさらに変革する――自由な働き方と自由な雇い方、同一労働同一賃金」「移民法(外国人労働法)をつくる」「脱原発を実現する」「少子高齢社会を克服する――特別養子縁組をしやすくする法改正、フランスの少子化対策」「東大を民営化し、教員資格制度を変える」「真のジャーナリズムを育成する」「政治・メディアの悪循環を糺す」――。

これまで論議してきたこと、私自身がかかわり具体的に進めてきたこと等々があり、問題を常に思考し続けることが大切!

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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