2日、リサイクル技術で日本有数の石坂産業株式会社(石坂典子社長、埼玉県三芳町)を視察しました。これには、埼玉県会議員、地元三芳町の町議のほか、環境省等も参加しました。
同社は、建設業廃棄物などのリサイクル技術でトップクラスを誇り、高いリサイクル化率を可能にするため分別分級を徹底的に追求しています。また、地域環境に配慮した投資を行ったり、里山再生、人材教育等にも力を入れています。
現場では、コンクリート、土砂、木材などが独自のノウハウで処理されていて、「分ければ資源、混ぜればゴミ」のモットーのもと、分別分級も徹底的に行われていました。
一方、同社は敷地内に、人と自然が共生できる里山づくりに取り組んでいます。この日も遠足の子供達や多くの見学グループが訪れていて、里山フィールドで食事や散策をして楽しんでいました。
脱炭素化など本格的な循環型社会経済を目指す日本にとって、その模範であり最先端を走るこのような企業の取組みがさらに広がっていくよう、バックアップする必要性を感じました。