kaisya.jpg「何が起きても不思議ではないこれからの時代。会社は、日本は、どうなるか」「ウィズコロナ社会、資本主義の変遷、会社の栄枯盛衰、日本企業のタテ型社会、米中新冷戦・・・・・・」――。社会の激変、会社大変革の時代を予測し、将来の見取り図を描く。蓄積した見識と経験をもとに、ズバッと語っている。

「SDGs、ESGの看板に騙されるな――会社にとって大事なのは中身と実行力」――。「実態を反映していない株価。喜ぶのは配当金を手にしている投資家だ」「株主第一主義から脱却し、ステークホルダー資本主義に転換せよ」「私利私欲の追求ではなく、他者への配慮や公共性をも包み込んだ資本主義に」「日本には誇るべき三方よし、商売十訓の伝統哲学がある」「社員は会社の宝、社員第一主義」「脱成長経済なんて想像の産物であり、ありえない。人間はそう簡単には変わらない」「SDGs、ESG投資、格差是正、脱炭素・・・・・・。美しい言葉には注意せよ。どれだけ具体的な活動に落とし込んでいけるか、中身と実行力だ」。

「GAFAも長くは続かない――これから世界を支配するのは中小企業だ」――。「企業は必ず栄枯盛衰があり、資本主義は段階的に反復しつつ進化・発展する」「今後は多品種少数生産の時代が来る。大企業の中小企業化が進む」「ギグ・エコノミー。人材とアイディアを横につなげて最適化せよ」「日本企業のメンバーシップ型雇用ではなく、業績中心の欧米流ジョブ型雇用へ転換を」。

「いつまで上座・下座にこだわっているのか――タテ型組織を変革して会社を新生せよ」――。「前例や慣習を優先する悪しき日本の文化」「日本企業の強みのチーム経営と死なば諸共」「権限と責任の明確化がタテ型を崩す」「価値観を変えることが改革の第一歩」「下から変えなければ上は変わらない。Z世代への期待」。

「アメリカと中国、真の覇権国はどっちか――米中衝突時代に求められる日本企業の役割」――。「中国を封じ込めることはできない。米中は共存共栄せざるをえない」「中国が坑えない時代の趨勢。世界は民の声を重視する方向へ動いている」「中国は分裂していく方向に進む。連邦制が最適」「経済発展のためには戦争に近づかないと言う国是が大切」。

「中小企業が世界を翔ける――信用・信頼こそ日本の力」――。「人材こそ日本の最大の資源。教育を受けた人材の層の厚さは誇るべきもの」「家庭・学校・社会教育を充実させよ」「学力よりむしろ精神力の強さと人間としての誠実さ」「信用・信頼はおカネでは買えない。長い時間をかけ、知性、技術、精神を磨く努力と研鑽を」「人間が変わらなければ組織も日本も変わらない」・・・・・・。

本質的な重く深い提言。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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