puroyakyuu.jpgプロ野球審判生活29年、通算出場2414試合、そのなかから70のエピソードを語る。審判という立場から見た選手たち。興味深い。

「館山昌平はボールにこだわり、ボールの芯のズレを見抜いた。だからボール交換の要求が一番多かった」「3種類のフォークボールを投げ分けた上原浩治。コントロール抜群で四球は驚異的に少なかった」「打たせて取るピッチャーのお手本は吉見一起」「日本で一番ロジンバッグを使う石川雅規踏襲」「山井投手から岩瀬投手への継投はそうなると思った」「世界一のキャッチャー・谷繁元信」「レーザービームNo.1は現在オリックス監督の中島聡捕手」「守備範囲が2倍あった荒木雅博、一塁手のウッズの分まで捕った」「機敏で柔らかなグラブさばきの中村紀洋は最高だった」「広岡タイプで確実にアウトにすればいいという考えの井端弘和は意外とゆっくり1塁へ投げた」「トリックプレーを流行らせた福留康介」「外野のポジショニングといえば新庄剛志」「フライを補球する天才・飯田哲也、1993年の日本シリーズでの飯田のバックホームは、野村監督も俺の3冠王よりもすごいと言っていた」「ボールにバットをミートさせた時に焦げた匂いがした松井秀喜、広澤克実」「審判の体調を気遣う人間性の持ち主・大谷翔平」「日本人メジャーリーガーで内野手はなかなか成功しない。ランナーの当たりの強さが半端じゃない」・・・・・・。

大魔神・佐々木のフォークボールの落差も審判からは見えるという。乱闘とかビデオ検証「リクエスト制度」の功罪にも触れている。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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