20110712-book.png  公務員は"身分保障"で守られている。省益を求める。内向きの論理で国民の為に働くシステムでない。公務員制度改革をやらないと、この国難・日本は新しい スタートができない。改革を進めると思われた民主党政権では逆走している。政治家も公務員も、国家・国民の為に死にもの狂いで働かないと未来はない。経産 省の現役・古賀茂明さんはそう言い、とくにこの10数年、自らかかわってきた問題についてその考えと行動を明らかにしている。改革断行には強い意志ととも に揺るがぬ行動理念が必要だが、あわせて痛みは常に弱者に来るゆえに弱者への配慮が大切。善悪の二元論を越えた如実知見が大事だと私は思っている



20110708-book.png  今風に言えば、「コワーイ」ということになろう。以前なら「世にも不思議な物語」か。愛する夫婦の"心の秘密"、仏法でいうマナ識(七識)、八識のアラヤ 識の世界が、ある瞬間、浮かびあがる。夫婦、親子、友人――しかし、各人の意識の深層は当然、独立している。何気ない日常を描きつつ、最後に人間の怖さを 見せつけるドンデン返し。そんな短編が続くが、放送作家らしいドラマ性が面白すぎてちょっとクサイ。


20110705-book.png 「自然エネルギーと共同体自治に向けて」という副題。市場や国家などシステム過剰依存による共同体空洞化が、孤独死・乳幼児虐待放置など、あらゆる場面 で噴出しており、共同体自治へ向かうことが大切だ。それはエネルギーも同じで、電力会社も電源種も自家発電も選べる国に脱皮せよ(先進国標準だ)。エネル ギーや物に頼らなくても幸せに溢れた社会がある――そう宮台さんはいう。飯田市や上関原発に隣接する祝島でのエネルギーや共同体自治の動きを、二人はさま ざま紹介する。

  飯田さんは、いわゆる「原子力ムラ」の独占的状況を説明し、自然エネルギーを軸とした社会づくりは、そうした長年の仕組み自体を脱皮しないとできないこと を自らかかわってきた実例を示しつつ指摘する。ライフスタイルだけではなく、より広がりのあるソーシャルスタイルを変える。ソーシャルスタイルも、発電・ 送電・配電問題も、全種全量買取制である固定価格制度、電力自由化・CO2削減・脱原発・共同体エネルギー供給の組合せの実践――そうしたことに論及す る。
  原発反対・原発推進の構図を脱し、情の日本思考を越えるには、相当な広範、重厚な論議と実証の積み重ねが必要だ。


20110701-book.png 放射線が人体に与える影響について、これ以上わかりやすく解説はできないほど。言葉と単位、積算――定義から語る。放射線を「正しく怖がる」ことが大切と 説く。大量の被ばくとなると、「同時多発的」にDNAの切断が発生するが、一方で細胞は放射線によるダメージには「慣れて」おり、DNAのキズを「修復」 する能力を身につけている。100ミリシーベルト以下については、「より安全」の確率的影響を述べている。

 「放射線を知る」「がんを知る」――正しく理解し、ともに生きることを中川さんは語る。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。元国土交通大臣、元水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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