メディア・バイアス.JPG「あるある大辞典」の納豆ダイエット捏造問題はいい機会だ。センセーショナリズム、記者の思い込み、不勉強や勘違い、利用する企業・団体。まさに科学報道のはらむ危険な構造。

極端に白・黒2分法では判別できないのが現実の世界であり、科学の世界だ。メディアの世界では、どうしても単純で、白黒で分け、分かりやすい、面白いものに飛びつきがちだ。誤った情報に騙されることも起きる。

それにしても「白インゲン豆ダイエット」「寒天ダイエット」「中国産野菜報道」「DDT報道」「環境ホルモン」「無添加食品が無添加でない食品より健康にいい」「合成発色剤は発がん物質」「昔はよかったの過ち」「マイナスイオンの大流行」「遺伝子組み換え食品」「バイオ燃料」――科学の正視眼からみると、これらはいったい何であったのか。またその話題はどこへ行ったのだろう。本書はそれを示し、副題の「あやしい健康情報とニセ科学」がよくわかる。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。元国土交通大臣、元水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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