シモン・ボリーバル.JPGラテンアメリカ独立の父。ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビアをスペインの支配から解放した軍人、政治家、思想家、革命家だ。

キューバ独立の使徒・ホセ・マルティの師でもあったボリーバル(1783から1830)の47年の短い生涯はしかし、波乱万丈。戦いに次ぐ戦いであったが、私欲を全く捨て去り走り抜いた生涯は美しいほどだ。皇帝に登りつめたナポレオンに彼は失望と幻滅と怒りをもっていたが、それ自体が揺るがぬボリーバルの姿勢を示している。

アンデスを越え大コロンビア共和国を築いた彼がアンゴストゥーラ憲法では、立法権、行政権、司法権に加え、「道徳権」(教育権)を設置した。日本としては珍しいボリーバル本だが、とにかく闘い、闘い、また闘いで、息苦しくなるほどだ。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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