政界大変動.JPG「国民=有権者の力でいびつな政治体制を終わらせよう」という。「政党は価値観を共有した者の集まり」(M・ウェーバー)となっていないで、「自民、民主両党間のねじれは政治理念・信条、国家観、歴史観にも及ぶ」という状況だし、私がいうように「自民党は、民主党は、という主語が成り立たない」からなおさらいびつということになる。

ウェーバーのいうように「価値観」からいくと、多様化した社会にあって、そもそも2大政党を人為的につくろうとする選挙制度にこそ無理があるのではなかろうか。篠原さんの接した国家を考えた重厚な政治家のエピソードは面白い。政治家の哲学・志は今だからこそ、より大切だ。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

太田あきひろホームページへ

カテゴリ一覧

最新記事一覧

月別アーカイブ

上へ