
若き兵士が8月15日をどう迎えたか。生きたか。生と死の記録というにはあまりに言葉及ばぬ悲惨、残酷な現実。凍土のシベリアの夜中、死んだ友を離れてシラミが暖かい合津さんに移動する。希望のないという日々がどれだけ想像を絶する絶望に人をたたき落とすか。
読み終わって、表紙の白樺の絵を5分間ほど、ながめていた。
若き兵士が8月15日をどう迎えたか。生きたか。生と死の記録というにはあまりに言葉及ばぬ悲惨、残酷な現実。凍土のシベリアの夜中、死んだ友を離れてシラミが暖かい合津さんに移動する。希望のないという日々がどれだけ想像を絶する絶望に人をたたき落とすか。
読み終わって、表紙の白樺の絵を5分間ほど、ながめていた。
太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。
93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。
現在、党常任顧問。