太田あきひろです。

12月5日の全国代表者協議会において、参院選比例代表の公認予定候補の決定をいただきました。公明チーム3000の最前線で勝利めざして、一生懸命、誠心誠意、動き抜き、頑張ってまいります。よろしくお願いいたします。

師走のあわただしさが街を突っ切るような日々ですが、定例会、町会等の諸行事、各種忘年会(望年会)など走り抜いています。先週日曜日は町会等の餅つき大会9カ所や、イルミネーション点灯式2カ所など、18会合に出るなど一生懸命、とにかく現場を走っています。

いま大事なのは景気・経済対策。「とにかく、こんなひどい状況は仕事をして初めてだ(中小企業や飲食業者)」「補正予算はひどいものだ。いったい民主党、鳩山政権はいつになったら景気対策をやるんですかね(シンクタンクに所属する権威あるエコノミスト)」「雇用状況は最悪だ(これは全ての人が言います)」など、悲鳴と怒りが噴きあがってきました。

今年初めに「街角景気が上がっている」と私もよく報告いたしましたが、その街角景気、昨日発表された内閣府の11月の景気ウォッチャー調査によると、前月比7ポイントも下落、先行き判断DIも8.3ポイント下落、2001年8月以降で過去最大の下げ幅となりました。「政府のデフレ宣言、円高、株安が原因」との分析です。まさに鳩山不況、民主不況が列島に重くのしかかっている師走です。

そこで、発表された政府の補正予算。景気対策になっていません。まず規模が小さすぎる。もっとやらなければ全くダメです。少なくとも、直ちに第1次補正予算の凍結解除ぐらいやらないと全く景気対策になりません。

(1)総額7.2兆円といっても、中身は、2.7兆円は第1次補正予算の執行停止分、3.5兆円は税収減の場合の地方交付税の補てん分で、対策規模は実質1兆円に過ぎない。

(2)この1兆円も、我々が政権時代にやってきたもの(例えばエコポイントなど)を延長とか、追加したもの。

(3)学校耐震化などスクールニューディールや地域医療再生基金など身近なものは凍結を解除して直ちに行なえ。

規模も内容も、スピード感も全くダメ。
まさに今回は、形ばかりで中身がスカスカの2次補正です。マクロ経済運営がなってないし、現場の深刻さが全く分かっていません。そんな深刻な状況なのに、首相は外国へ。民主党国会議員は140人も中国へ。庶民の気持ちがよくわかっていないということです。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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