太田あきひろです。
通常国会が始まり、菅首相の施政方針演説が行われ、「社会保障と税の一体改革」など与野党協議が述べられました。しかし、昨日と今日、諸会合に出席しましたが、現場の空気は厳しく、「デフレ下の増税路線ではなく、やるべきは景気回復優先じゃないか」「マニフェスト違反はひどすぎる。サギだ」「与謝野さんを経済の司令塔にしたというのは、今までの民主党の政策自体が溶けて消えてしまったということではないか」「世界の激動や躍動と日本の内向き姿勢が違いすぎる」などの声があふれました。
熟議とか協議といっても、政権党が自らの具体的方針を示さない限り、議論は進みません。
「信なくば立たず」――ハンドルを握っている政権党の国と国民に対する責任が問われる国会です。