20110204-book.JPG メディアの影響力は大きい。本書冒頭の「ベトナム戦争とメディア――外信部長の追放劇」からグイッと引き込まれる。クロンカイトの「きちんとした情報を 持った国民がいて初めて民主主義は機能する」「ジャーナリズムの役割は事実に光をあたえることにある。われわれの民主主義は、二つの前提によって成り立っ ている。一つは人々が賢く、判断する力を持っているということ。もう一つは情報が行き届いていることだ。ジャーナリストの仕事は、人々が自分で道を見つけ られるように報道によって光をあたえることなのだ」――メディアのあり方を考えさせられる。
 北野さんはすごい。徹底して現場を見、その射程は深く、広い。安易なイズムに流されず、型から入ることもない。ジャーナリストかくあるべしとの研ぎすまされた、それでいて力むことのない揺るぎなき姿勢が迫ってくる。
 「ベトナム戦争」「大阪毎日新聞」「三等重役とその時代」「政治家のメディア感覚」など。――いずれもその時代を立体的に解き明かしてくれる。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。元国土交通大臣、元水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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