太田あきひろです。

 26、27日の土日、天候に恵まれました。地元とともに、横浜市や金沢市の時局講演会にもかけつけました。統一選勝利に全力です。

 「それにしてもひどい政治ですね。太田さん何とかしてよ」という言葉が挨拶がわりのようです。本当にそうです。

  衆院は予算審議の最終段階――。

  史上最大92.4兆円のバラまき予算、しかも景気回復に注入したものではなく、財政規律もない予算(2年連続で税収を上回る国債発行額)であることは明らかです。あきれるほど情けないのは政府与党自らが、そのことを表明していることです。普天間問題の抑止力をめぐっての鳩山前首相の「方便」発言、子ども手当2万6000円について菅首相の「2万6000円と聞いてびっくりした」発言。そして25日、岡田幹事長のマニフェストをめぐっての「誰が見てもできないことを、いつまでもできると言うのは、まさに国民に対する不正直だ」という驚くべき発言。この「方便」「びっくりした」「誰が見てもできない(マニフェスト)」発言に、びっくりしたのは国民の方です。

  あげくは、そうした"予算が成立しないと国民生活はどうなる"という趣旨の発言を菅首相が、なんと野党に向かってする(先日の党首討論)。それは普通、野党がする発言です。責任は政府与党にあり、ひどい予算そのものにあります。

 「政は正なり(孔子)」であり、民主政治は選挙公約を守ることによって成立する。

  ひどい政治、ひどい予算を正さないと、この国は沈没します。しっかり頑張ります。

 

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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