さらに「墨子は実用主義にとらわれて礼の装飾性を理解せず、宋子は寡欲主義にとらわれて獲得欲の効用を理解せず、慎子は法律万能主義にとらわれて賢者によ
る徳化の効用を理解せず、申子は権勢中心主義にとらわれて個人的知能の効用を理解せず、恵子は名辞主義にとらわれてものの内実を理解せず、荘子は自然主義
にとらわれて人為の効用を理解しない」(第21解蔽篇)と各思想への批判は厳しい。道というものは恒常性を基本として事象の変化に対応せよという。
プロフィール

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。
93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。
現在、党常任顧問。