20110311-book.JPG  生まれてからずっと不況だった世代を「不況ネイティブ」と呼ぶならば、若者は「デジタルネイティブ」でもあるという。バブル崩壊、就職氷河期、ゆとり教育 の中で生きてきた今の若者。かつての「いい会社に就職」「バリバリ働いて高給をとる」「エリートになる」が当たり前ならば、(かつての世代からすれば)不 幸ということになる。しかし、今の若者はもう違う。最初から「大手企業に就職して・・・・・・」などという意識をもっていない。とくに女性はそうだと福嶋 さんはいう。
  10年後や20年後の将来より、今のこと1年先のことを考える。予測のつかぬ現代。若者は身の丈にあった人生設計、1年先、つまりちょっと先をまず考え る。しかもポジティブに。そのなかで、「ちょっとした収入」で「ちょっとした幸福」。"ちょい"や"プチ"、"ゆる"を志向する。スターはいないが、" ちょいヒット"を求める。オタクが変容して"ちょい"嗜好が増えている。AKBもそのなかにある。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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