20110531-book.png  岩見さんが、2009年から2011年2月まで、「毎日新聞(近聞遠見)」「サンデー毎日(サンデー時評)」「選択」などに書いたものをまとめている。 3・11以降は、まさに非常事態だが、それ以前もじつは深刻な非常事態の日本――。「国民も政治家も漠然と不安を覚えながら確たる非常時意識がない。じわ じわと忍び寄る、始末の悪い非常時である」、そしてそこには、「政治の鈍感と怠慢がある」。さらに政治家の「言葉の貧しさ、軽さや大安売り」が、政治の軽 さと政治不信を増幅させる。
  その時々の政治、政治家を、鋭く、幅広い視点から、豊富な知識と経験を駆使して率直に語るが、いつも思うのは岩見さんの文章にあふれ出る憂国の感情と人に対するあたたかさだ。
  3・11東日本大震災以前の文章だが、「いま政治に求められているのは、非常事態の本質を過不足なく厳密に国民に伝え、貧弱な危機意識と過剰な危機意識の両方を防ぐことだ」――。全くそう思う。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。元国土交通大臣、元水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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