20110510-book.JPG  東大の先生が高校生への5日間の歴史の講義。小林秀雄賞。日清戦争から太平洋戦争まで、普通の日本人から世界最高の頭脳までが、なぜに戦争に突入したの か。これまでの歴史書と違うのは、加藤さんが、その時代の中に身を置いて、歴史の渦中で考えようとしている姿勢が感じられたからだと思う。こういう角度の 近現代史への迫り方は貴重なものだ。朝鮮半島をめぐっての日清戦争、それを経て朝鮮半島をめぐる日露戦争。そして韓国併合、ついには対華21カ条要求。世 界の中へ入って行こうとする日本、しだいに起きる日本への世界の警戒、パリ講和会議・ヴェルサイユ条約・国際連盟・・・・・・。そして満州事変と日中戦 争、その間のいくつかの見誤り――。加藤さんは、その中の人物の心象風景をもていねいに追いつつ語る。人は時代の中に結局、生きてしまうものだが、バラン スある信念を放棄してはならない。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。元国土交通大臣、元水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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