太田あきひろです。
この土・日も運動会はじめ、多くの行事がありました。そのなかで、東京北区の名誉区民である奥山峰石先生(人間国宝)の金属工芸60周年記念展が、「北とぴあ」で開催されています。「一代一職」の鍛金作家ですが、思いを込めた渾身の123点が展示され、じつに凛として品格をもった存在感ある作品に、圧倒されます。心の中まで変える芸術の力を感じます。奥山先生の話をうかがっても「鍛え」そのものを感じ感動します。
一昨日(4日)は、刀匠・月山貞利展に行きました。日本の誇りある文化遺産の一つである日本刀――。その崇高なる芸術性はこれまた凛とした精神性をもって迫ってきます。感銘しました。
「百錬精鐵」――月山貞利氏は、「鐵(くろがね)は炎(きたい)打てば剣となる」と私に語りかけました。今、日本の政治はきわめて軽薄、大事なのは、かなり根源的なもの、人間の鍛えです。頑張ります。