20111028-book.png「彼はポピュリズム(大衆迎合)から遠く離れたところに毅然として立っていた。彼にとって国民は守るべき対象であると同時に、時として指導教育すべき対 象でもあったわけだ」「外交感覚のない国民は必ず凋落する」――2.26事件、迫りくる戦争と開戦阻止の闘い、ポツダム宣言受諾、緊迫した8.15前後の 日々、GHQとの抵抗と戦い、「不逞の輩」発言、火花散らす米ソ、そしてサンフランシスコ講和条約の締結。吉田茂の命をかけた日々が活写される。
 敗戦の日本を背負う緊張感、そして吉田茂をかこみ断固走り抜く白洲次郎をはじめとする人々の気概が迫ってくる。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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