小惑星サンプルリターン計画を成功させ、イトカワの貴重な資料を与えてくれるとともに、夢や希望をも与えてくれた「はやぶさ」。
川口さんは、「減点法を止めて、加点法にしよう」「"失敗する"チャンスを与えよう」「迷うくらいなら、どっちでもよい」「背伸びするクセをつけよう」など、24の提言を示す。かなりギリギリの所での腹の決め方、つまらない方法論・枝葉をそぎ落とせ、スタッフが上目遣いでトップの顔色を見るような「ヒラメになるな」、挑戦しない限り未来はこない(悔いを残すな)・・・・・・。
JAXAiが事業仕分けで閉館したが、裾野を削りとったら偉大な業績は達成できない。50年後、100年後の日本を繁栄させるタネを播けと言う。