「美質」の時代.jpg「いま新しい日本が始まる」――
あの昭和の戦争、そして今回の東日本大震災。物は徹底的に破壊された。だが基底となる美しい日本、美しい日本人、美意識は破壊されなかった。

今、未曽有の大震災、そして激しき経済・グローバリゼーションの中で、海外で1年の半分は過ごしているという日本香堂会長の小仲さんは、再び「日本人の美質」から未来を創造せよという。それは、かけがえのない日本の伝統と文化によってである。これまでの価値観の延長線上で考えるのではなく、価値観の次元を変えよ。価値観をリセットせよ。いわゆるモノを大量増産し、成長を図る時代は終わった。追い求めるのは安さではない。質だ。良好な品質の商品をより安くだ。質の時代、美質の時代、美質国家だ――現実の世界の場のなかでそう指摘する。それをどう形として商品化し、企業として人材を糾合し、結束して、価値創造に向かうか。

ベッツィ・サンダースと小仲会長との対話が加わる。
「私は生涯を通してサーバント・リーダーシップを学習中の身」
「人間性重視のボジティブ心理学」・・・・・。

「美質を評価したドラッカー氏」では、「特に仙厓や白隠などの水墨画がお気に入りだったようだ。彼は日本画を見るとき、"その清明な世界像の中に自分自身の心の奥底を見る"といっている。日本画は対象を描いていない。空間そのものを描いている。彼にとって日本は知覚の国、美質の国だった」などと語っている。

経営者必読の書。それは日本の経営者たるべき政治家も政党も。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。元国土交通大臣、元水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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