20120417まほろ駅前多田便利軒.jpg2006年の第135回直木賞受賞作。29歳での受賞でも話題となったが、実力は相当なもの。

東京の南西部にある"まほろ市"が舞台となっており、町田市にあたるようだ。便利屋・多田とその高校の同級生の変人・行天が主人公で、いわば社会からの"はみだし者"。

右肩上がりの希望があるわけではないし、家族という居場所もないが、何か等身大の軽妙、自由がただよう。親子の関係も社会とのつながりも"うす味"だが、しかしそうしたなかにも内面にはシビアな過去が沈潜し、それが時折り顔をのぞかせる。

郊外の町という設定それ自体が、そうした内面をもちつつ、"軽く"生きる姿をより浮き彫りにする。人生や社会を考えさせる力がある。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。元国土交通大臣、元水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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