
「1秒あれば、いじめはできる」「持ち物すべてが、隠され、失くされ、壊され、焼かれる」「着る物もトイレに投げられる」「虫、石、泥、釘を食べさせられる給食」「殴られ、金品を要求される」――面白がってやる気晴らしゲームが、閉鎖された学校空間と世間体を優先させて真正面から取り組まない教師たちによって、地獄を生み出す。
「子どもの"無言のサイン"をキャッチする」「キャッチしたら、すぐ学校を休ませる」「学校に相談に行くタイミングと準備」「200%子どもを信じて、愛をもって守り、解決に挑む」――解決に向けて、やるべきこと、やってはいけないことを具体的に佳川さんは示す。
2学期からとくに"いじめ"はひどくなる。子どもを悪夢の毎日から救い出さないといけない。必読の本。