つれづれ 植樹 0701.JPG6月30日、宮城県岩沼市において、「緑の防潮堤」植樹式が行われました。これには、「命を守る森の防潮堤」を提唱している横浜国立大学名誉教授の宮脇昭先生、宮城県・岩沼市の関係者、多くの国会・県会議員、そして全国から集まった約700名が参加しました。

式典での挨拶、そして宮脇先生の情熱あふれる植樹の説明の後、出来上がった防潮堤の陸側に盛土をしたところに、参加者全員で小さな穴を掘り、約7,000本の苗木を植えました。植樹した木は、シイ・タブ・カシなどの照葉樹で、四季を通じて葉っぱが茂り、根が真下に深くしっかりと張っていきます。

私は、「この試みにより、津波等に対して堤防がより粘り強くなるとともに、景観、自然環境にも極めて有効。この日を出発点として、海岸線を緑でつないでいく"緑の防潮堤""命を守る森の防潮堤"をつくりたい。さらには、全国の都市部も含めて"緑の防災・減災"を具体化したい」と挨拶しました。

宮脇先生や井口岩沼市長をはじめとして、「私はまだ85歳。ここに森ができ、その森は9,000年もつ」「国が率先して取り組んで、画期的な日となった」など、喜びの発言が続きました。大事な試みのスタートができました。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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