東日本大震災から3年が経ちました。改めて震災でお亡くなりになられた方々に対し深く哀悼の意を表するとともに、被災された全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。
昨日夕方、総理官邸で全閣僚が出席して政府の復興推進会議が開かれました。またその後、国土交通省の復興対策本部会議を行い、取組みを再確認しました。
被災地の復興について、国土交通省の関係では、道路などの基幹インフラは復旧が進んでいます。一方遅れていた住宅やまちづくりについては、災害公営住宅は約7割で事業が始まり、計画段階から工事実施段階に入ってきました。この1年で復興は大きく動き出しましたが、今なお避難生活を余儀なくされている27万人にも及ぶ方々が早く安心できる住まいを確保できるよう取り組みます。
また、福島の復興の加速は特に重要です。福島県の浜通りを南北に貫く常磐自動車道について、未開通区間の完成を前倒しし、来年のゴールデンウィーク前までに全線開通させることを決定しました。これにより、高速道路を利用した福島の復興を加速化させます。また、原発事故による避難者の高速道路無料措置について、1年間の延長を決定しました。
被災地の方々に一日でも早く復興を実感していただけるよう、頑張ります。