
昨年、都内で行われたセミナーでの「どうなる日本経済!アベノミクス効果の功罪」の討論。
「一の矢と二の矢を逆にすれば理解しやすいアベノミクス」「誰も否定できないアベノミクス効果」「諸悪の根源はデフレ」「"失われた20年"ではなく、"まだらな20年"だった――91年から戸惑いの6年、97年から危機の5年、回復の6年、2008年からの最も失われた5年に分ける」「成長はまだ必要か」「借金も多いが資産も多い日本政府」「まだ前半分だけの第二の矢(財政再建が後半)」「第三の矢のキーワードは規制緩和と競争(民間に徹底的に競争させよう)」――。
そして、「これからの道は、新しい豊かさを求めることだ。"自分が生きたいように生きられる社会"をめざそう。そのためにもこの際、長期の国のヴィジョンを作ろう」と述べている。日本経済の正念場を迎えている。