ゼロの迎撃.jpg
巨大台風が関東地方に襲来するその時に、都内で連続テロが発生する。東京壊滅を狙うテロ集団だが、狙いも、規模も、肝心の正体もわからない。明確な他国の特殊部隊による攻撃とも断定できないゆえに、警察権で対応するが、壊滅的打撃を受ける。首相官邸での国家安全保障会議、首相は防衛出動の決断をする。


しかし、対応が後手、後手に回り、前線は次々壊滅される。狙い定めた半島の精鋭部隊に対し、こちらは何の準備もない。実感も覚悟もない。訓練も体制も不十分な"ゼロ"に等しい。まさに「ゼロの迎撃」だ。しかもメデイアは情報戦に使われる有様だ。この緊急事態に、自衛隊総合情報部の三等陸佐・真下俊彦が敵の狙いをつかみ、戦いに挑む。高度な情報戦――敵の最終的狙いは、台風を利用し、岩渕水門を決壊させ、隅田川、荒川下流域、地下鉄等を完全に水没させる、東京壊滅であることを掴む。


日本の安全保障体制、テロ対策、台風と地震との複合大災害対策など、その脆弱性とやるべきことを浮き彫りにしているが、描写は、国家安全保障、行政、土木工学、技術などかなり専門的で詳しい。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。元国土交通大臣、元水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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