8月13日、14日にマレーシアを訪問し、マレーシア・シンガポール間の高速鉄道計画や道路行政などにおける協力について関係閣僚等と会談しました。
マレーシアは2020年に先進国入りをめざし、発展著しい親日の重要な国です。
高速鉄道について、13日には、リオ運輸大臣、ワヒド首相府大臣と、14日は、サイド・ハミド陸上公共交通委員会議長と会談しました。
とくに、直接的に計画を担当しているワヒド大臣とサイド・ハミド議長とは、関係企業も伴って会談を行い、日本の新幹線が安全で技術水準がきわめて高いこと、そして官民一体となって取り組んでいる姿勢を示し、我が国の意気込みを伝えることができました。また、ファイナンスや人材などについての日本側の支援体制に対するマレーシア政府の理解を深めることができました。
道路関係については、14日、ファディラ公共事業大臣と会談しました。次世代のETC導入に関する相互協力、老朽化が進むインフラの維持管理など、道路分野全般の協力関係を促進することで一致しました。