昨日9日、夕方に行った王子駅での街頭演説に、女優であり、動物愛護に長年、尽力されている、動物環境・福祉協会Eva理事長の杉本彩さんが応援に駆けつけてくださいました。寒風のなか、多くの方が足を止めてくださり、感謝申し上げます。今日も頑張ります。

UR団地街頭私の地元、北区・足立区にはUR(都市再生機構)の団地が33団地、1万4000戸以上もの住宅があります。私はこれまで機会あるごとに各団地を回り、居住者の方々の声に耳を傾けてきました。

「高齢になってもこの団地にずっと住み続けたい」「URが民営化されたり、家賃が急に上がるようでは困る」――。このような切実な声を受けて、安心して住み続けられるUR団地の実現に取り組み続けてきました。

民主党政権時代には、URを民営化する方向での議論が強引に進められていましたが、私が国交大臣に就任後はその方向を改め、URは民営化しないで経営改善を進めていく方針を閣議決定しました。

UR団地視察@赤羽台さらに家賃についても、今年4月から引き上げられる予定でしたが、消費税率引き上げのタイミングと重なるため、私からURに対して負担軽減を要請。今年4月から10月までは引き上げ額の全額免除、10月から来年3月までは2分の1免除とし、改訂後の家賃は来年4月から実施することとしました。

このため団地を回っていると、「UR団地に住み続けられる見通しができ、ありがたい」「家賃の引き上げ緩和は、生活する上で本当に助かっている」という声をよく聞きます。

一方、URの安定的経営のための改革は大事です。このため、都心部のタワーマンションを対象とした管理運営の委託化や、関連会社の整理を進めているところです。

さらにこれからのUR団地では、高齢者世帯や子育て世帯に配慮した環境整備が進められています。バリアフリー化のほか、原則全ての団地で見守りサービスが受けられるようになります。医療・介護・生活支援のサービスを一体的に提供する地域包括ケアシステム実現のため、地域の医療福祉拠点を団地に設置する取り組みも始まり、北区の豊島五丁目団地では先行的に進められています。

これからも居住者の皆さんが団地に安心して住み続けられるよう、しっかり取り組んでいきます。

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プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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