1106570032_main_l.jpg圧倒的な感動小説。「丈夫が こころ定めし 北の海 風吹かば吹け 波立たば立て」(依田勉三)、「波浪は障害にあうごとに、その頑固の度を増す」を思う。明治から平成にかけて、東北から北海道に向かった祖父とその孫、そのまた孫の6世代にわたる家族と命をつないだ馬の物語。


雪崩で馬とともに遭難しながらも、その愛馬を食べて生き延び、腹の中にいた捨造の命を守った母。その手紙で事実を知った捨造の号泣。その孫・和子が世話をする馬・ワカ。離島に残された馬に会いに行く和子の孫・ひかり・・・・・・。「およばぬ」ものとして畏怖される苛烈な風土、そのなかで必死に生き抜く人と馬。壮絶ななかに「生き抜け」「馬に生かされたんだ。報いねばなんねえ」との心奥の叫びと、「わたしのどこが哀しいのだ。島に独り残り出られないのではない。この島の王として凛として君臨する」と感じさせる馬の存在が、大地に屹立する。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任、公明党前代表。元国土交通大臣、元水循環担当大臣。

現在、衆議院議員、党全国議員団会議議長、東京第12総支部長、首都直下地震対策本部総合本部長、現代中国研究会顧問など。

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