世界史の大転換.jpg国際情勢は想定外の出来事も含めて激動の渦中にあるが、その背後の因果・相関関係を見抜く歴史的大局観が必要――その観点から二人が転換期の核心を語り合っている。

激流を象徴する事件の1つが、2014年3月のロシアによるクリミア併合(ウクライナ危機)。それは世界が再びナショナリズムの時代に回帰しはじめた、「力による領土不拡張」という戦後国際社会のルールを変えたことだ。もう1つは、世界中で経済格差の広がりがあり、貧困が固定化される。中層階級が直撃され、移民や既存のエリートに強烈な"怒り"をぶつける「ダークサイド」の社会現象があるという。こうしたダークサイドのマグマが噴出する世界の大きなうねりに、各国は今、その対策に苦慮している。

そうしたなか、中東、中央アジア、欧州、アメリカ、中国、そしてイスラム、IS、トランプ現象、中国の戦略等々・・・・・・。世界を一周して、歴史的大局観から解き明かす。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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