奄美 ティダ委員会①.jpg  奄美 政経セミナー①.jpg

8月11日、鹿児島県の奄美大島に行き、公明党ティダ(太陽)委員会、遠山清彦衆議院議員の政経セミナーに出席。翌12日は、宇検村を視察しました。これらには遠山衆院議員のほか、三反園訓・鹿児島県知事、金子万寿夫衆院議員、成尾信春県代表をはじめとする県議、同群島の議員が参加しました。

先週、日本を襲った台風5号が奄美大島を襲撃。奄美市内で集落が分断され孤立したり、道路の法面崩落、床上・床下浸水も発生し、多くの被害をもたらしました。現在、復旧作業が急ピッチで進められており、また、次の台風への備えも必要です。

国交大臣時代から約4年ぶりの訪問となりましたが、この間、私が大臣時代に設けた「奄美群島振興交付金」によって、予算が格段に措置されるようになったこと、また、LCCの創便、観光客の飛躍的増加など、奄美は大きく発展しました。多くの方から感謝の声が寄せられました。観光客は一気に増え昨年は70万人にもなり、100万人を目指すまでになっています。

党ティダ委員会では、奄美全域から朝山毅・奄美市長など12市町村の首長、議長から奄美の現状、課題など多くの切実な要望を受けました。今年2回目の委員会で、「公明党に要望すると実現する」と信頼が高まっています。農業、漁業、観光、交通・通信、そして、雇用など、克服しなくてはならない多くの課題をそれぞれの市町村が抱え、率直な意見交換ができました。

問題は、次期「奄美群島振興特別措置法」に、これらの現場からの要望をどのように反映させていくかということです。私は離島振興ということからも、安全保障のうえからも、奄美の位置づけは大きく、奄美の現実と未来を見据えて、知恵を出し合って、引き続き連携していくことを述べました。

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翌日は、元田信有宇検村長らから、同村の現状と課題について伺った後、世界自然遺産登録候補地になっている湯湾岳展望台を視察しました。霧が晴れ絶景でした。奄美の観光資源は魅力的。琉球と一体となって世界自然登録を目指し確実に進んでいます。また、黒糖焼酎工場に行き、仕込み、蒸留、熟成(音楽熟成)などの製造工程を見学しました。ここから世界に向けて出荷されています。

奄美は多くの可能性を秘めた魅力的な地域です。引き続き奄美の発展のために尽くして参ります。

プロフィール

太田あきひろ

太田あきひろ(昭宏)
昭和20年10月6日、愛知県生まれ。京都大学大学院修士課程修了、元国会担当政治記者、京大時代は相撲部主将。

93年に衆議院議員当選以来、衆議院予算委・商工委・建設委・議院運営委の各理事、教育改革国民会議オブザーバー等を歴任。前公明党代表、前党全国議員団会議議長、元国土交通大臣、元水循環政策担当大臣。

現在、党常任顧問。

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