本日、観光庁は、この9月の「訪日外国人旅行者数」が、同月で過去最高の月間228万人になったと発表しました。本当にうれしい限りです。
「訪日外国人旅行者数」は民主党政権時代も、年間1000万人の目標が掲げられていましたが、836万人にとどまり、ずっと達成できずにいました。
政治は、いくら目標や夢を語っても、実現できなければ意味がありません!
2012年に再び自公政権となり、観光庁を所管する国土交通大臣になった私は、「観光立国の推進」へ矢継ぎ早に手を打ちました。
観光業界と頻繁に打合せを行い、他の省庁にも働きかけビザの規制緩和を推進。中国や東南アジア各国の交通大臣へ精力的に呼びかけも行いました。
そして、わずか一年後の2013年末には、悲願の1000万人を達成したのです。
さらに、免税店の拡大、多言語対応、WiFi環境の整備、空港やクルーズ船対応の港の整備など、手を緩めることなく力を注いできました。その結果、「訪日外国人旅行者数」は5年連続で増え続け、2016年にはついに2404万人と2千万人の大台を突破。今年は2800万人を超える勢いです。
「訪日外国人旅行者数」の増加は、経済再生・地方創生に大きなプラスの影響をもたらします。国際旅行収支は2015年に、なんと53年ぶりに黒字(1兆902億円)となりました。
飲食や宿泊などの旅行者の消費額は、3兆8000億円(2016年)に達し、「観光」は「自動車」「化学」に次いで、日本の産業の3番手へと成長しました。まさに観光立国・日本になったのです。
政治は、結果です。太田あきひろ、成長戦略と地方創生の柱としての「観光立国」のさらなる推進に、全力で取り組んでまいります。