「日本という国家の財政破綻の時限装置はカウントダウンを刻み始めている」――。それを命がけで止める。総理・江島隆盛、財務省の周防、中小路、土岐、根来らが、特命チームをつくって動く。オペレーションZだ。
非常識で野蛮な革命、過去に例を見ない歳出削減を再来年度予算で断行する。再来年度の一般会計予算を今年度の半分、すなわち50兆円とすることを閣議決定する。社会保障関係費と地方交付税交付金を限りなくゼロにする。そしてそれとともに、歳入の方も常識破りの増税案。当然にして「不可能」「正気の沙汰ではない」「弱者"切り捨て"だ」「今日の2人を救えない国に、5年後の500万人を救えるのか」・・・・・・。非難轟々、内閣不信任案、総選挙にまで突入する。「国家が破綻する」とはどういうことかを最後に突きつける。