12日、海上保安庁の海上保安政策過程で学んでいるマレーシア3名、フィリピン1名、スリランカ1名、日本2名の3期学生の表敬を受けました。これはアジア諸国の海上保安政策に関する修士レベルの教育を行うためにスタートした教育課程で、私が国交大臣時代に新設したものです。
私は「このプログラムが多くの方々の支えによって、3期目の卒業生が出るようになってうれしく思っている。世界の宝である海の平和と安全を守るために、一番頼りにされているのがコースト・ガードたる皆さんである。大切なことは現場をよく知ることであり、その現場感覚のうえに各国が連携をとって、協力し合うことが大切である」とあいさつをしました。3期生の皆さんからは「実技をはじめとして多くのことを学ぶことができた」「寝食を共にし、各国の学生とも深い交流ができたことは意義深い」「お好み焼きやおにぎり、ラーメンが大好き。本場の日本食は全然ちがう」「温泉は最高」など、和やかに懇談しました。
今日お会いした訓練生が、今後それぞれの国の海の安全のリーダーになっていくことを期待しています。