今年、中曽根元首相や緒方貞子さん、堺屋太一さん、金田正一さんなどが亡くなりました。いずれも話をしたことのある人たちでした。
10年ほど前のこと。JICA理事長であった緒方さんと自民党の二階・大島両氏と懇談をしました。懇談が終わって別れ際に、緒方さんがポツリと「いろいろな国を訪ねました。難民キャンプも日常生活自体が大変な国も。でも子供たちや若者の目は輝いていましたよ。日本よりも。太田さん、もう少し日本を勢いのある国にしてくれませんかね」とつぶやきました。それが緒方さんと交した最後の言葉となりました。その言葉が強く心に残った私は、それ以後、「安全・安心の勢いのある国づくり」を掲げて政治活動をするようになりました。「勢いのある国」は私にとって緒方さんの遺言です。
「太陽の党・公明党」「庶民の党・公明党」「政治は結果。仕事をするのが政治家の役割り」を胸に「安全・安心の勢いのある国づくり」めざし、2020年代に進みます。