8日、熊本市で行われた「第6回熊本地震復興会議」(公明党熊本県本部主催=城下広作代表)に出席しました。これには、蒲島郁夫県知事をはじめ、江田康幸衆院議員、熊本県下の議員が参加しました。2016年4月に起こった熊本地震から4年7か月、道路や鉄道などインフラの復旧・復興は着実に進んでいますが、今だに900人近い方々が仮設住宅生活を強いられるなど、現場を見るとまだ震災の爪痕が見られます。
私は「立党精神を胸に、一番大変な所に飛び込んで、苦しんでいる人に寄り添い、決定打を打つのが公明党の議員だ」「熊本県は特に、地震、コロナ、豪雨災害に直面している。コロナについては、生活・企業・医療の3つの大きな柱に対して、予備費を最大限活用するなどしてさらに力を入れていく」「豪雨対策においては、流域治水という観点から河川をどうコントロールするか、ハード・ソフト両面からの対策を打っていかなくてはならない」などと挨拶をしました。
復興会議の前後で、地震で被害のあった熊本城の修復状況、この程完成した国道57号線北側復旧ルート、架け替え工事の進む阿蘇大橋(来年3月開通予定)を、それぞれの首長らと現状調査をしました。また、トンネル工事が進んでいる熊本と大分を結ぶ滝室坂のトンネル工事を佐藤義興・阿蘇市長等と共に視察しました。