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汚染範囲の特定急げ

2012年9月 8日

産技研跡地 0908.jpg

化学物質検出受け 産技研旧庁舎を視察
東京・北区で太田議長ら

東京都が5日、都立産業技術研究センター旧庁舎(北区)敷地内の地下水から、最大で国の基準値の2250倍の化学物質「四塩化炭素」が検出されたと発表したことを受け、公明党の太田あきひろ全国代表者会議議長(次期衆院選予定候補=東京12区)は7日、現場へと急行し、都担当者から話を聞いた。地元区議らが同行した。

四塩化炭素は無色透明の液体で、かつては消化剤や機械の洗浄剤として使用。多量に摂取すると肝臓がんを引き起こす可能性が指摘されている。汚染の原因は不明だが、敷地内に以前、旧陸軍の倉庫があったことも踏まえた調査が望まれる。

担当者によると、都と区はすでに旧庁舎周辺にある飲用井戸の所有者への現状説明と水質検査を完了。今後は、汚染の範囲特定・拡大防止に取り組むとともに、より正確な方法で再度、敷地内の地下水調査を行うという。

太田議長は「汚染範囲の特定へ調査を急ぎ、速やかに結果を公表してほしい」と要請した。

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