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地域に尽くす議員に
公明党の太田昭宏全国議員団会議議長は28日、新潟県三条市で開かれた党同県本部(代表=志田邦男県議)の夏季議員研修会であいさつし、来年の統一地方選と参院選の連続勝利をめざして党勢拡大に総力を挙げようと訴えた。
席上、太田議長は「公明議員こそ地域を照らす太陽のような存在として、常に明るく、元気な姿で多くの人に会いに行ってもらいたい」と強調。日ごろから住民のニーズを吸い上げて、地域の課題解決に取り組むことの重要性を力説した。
さらに、西日本豪雨など頻発する自然災害に触れ、「党のネットワークを生かし、国と地方が連携して命を守る防災・減災対策を進めていこう」と呼び掛けた。
このほか、太田昌孝北陸信越方面本部長(衆院議員)が国政報告を行った。
政策実現 公明がリード
荒川に緊急用船着場
東京都墨田区の荒川の下流域にこのほど、大規模災害時に陸路が封鎖された際、水路を利用して物資の運搬を円滑にする緊急用船着場が、国土交通省荒川下流河川事務所によって整備された。
完成した船着場は、最大500トンの船が復旧資材や支援物資を運搬することを想定し、約1600平方メートルの広さを確保。積み降ろしたものは、隣接する緊急用河川敷道路で運搬される。
また、荒川は満潮時と干潮時の水位の差が約2メートルあるため、どの水位にも対応できるよう船着場の岸壁の高さは3段階に設定されている。さらに、緊急時に自衛隊の水陸両用車が出入りできるようスロープも設置されている。
同区は住宅密集地が多く、災害時には陸路が封鎖される恐れがあるため、区議会公明党(大越勝広幹事長)と加藤雅之都議が連携し、太田昭宏国交相(当時)に墨田区内へ緊急用船着場の整備を要望していた。
首相、公明に謝意
下水道の老朽化対策を
公明党の下水道政策に関する議員懇話会(会長=赤羽一嘉衆院議員)は17日、衆院第1議員会館で初会合を開き、日本下水道協会(大森雅夫会長)などから、耐用年数を超えた下水道インフラの改築・更新事業などの予算確保に関する要望を受けた。同懇話会顧問の太田昭宏全国議員団会議議長らが同席した。
冒頭、あいさつに立った赤羽会長は「下水道は衛生的で快適な国民生活を営む上で重要なインフラだ」と力説。太田議長は、各地で頻発する災害への備えに向けて「予算措置を含め具体的な対策を講じていかないといけない」と語った。
同協会などは、下水道管の老朽化による道路陥没問題への対応や、適切な維持管理に向けた人材確保などを求めた。